沼津市 G様邸
広々とした芝生のお庭。もともとは苔と芝のコントラストが魅力のある「庭」でしたが、時間とともに芝の中に苔が侵入し、「芝のお手入れが大変」「苔を取り除くのが負担」というお悩みを抱えておられました。
芝生のお庭は確かに美しく、開放感もあり、家とのつながりを意識したエクステリアデザインとしても理想的です。ですが維持管理という面では、芝刈り・雑草・苔の侵入などの手間が発生しやすく、毎日の暮らしの中で「庭の手入れ」に向き合う回数・時間が増えてしまうのも実情でした。特に、苔が芝にまん延してしまったことで、「芝をきれいに保つ」ことが年々難しくなっていたのです。
そこで今回は、芝部分を見直すリフォームをご提案しました。芝そのものを残す選択肢もありましたが、お客様が求めておられたのは「手間を軽減しながら落ち着いた庭空間を作ること」でした。そこで選んだのが、舗装材を用いる方法です。

芝生部分をユニソン「ティーナ」の舗装材にリフォームすることで、芝のお手入れ負担を大幅に軽減できました。同時に、既存の庭木や苔は可能な限りそのまま活かし、自然の風合いを損なわない「和モダン」な雰囲気を演出しました。苔の存在感も残しつつ、芝生の管理から解放されるお庭として、新たな形をご提案しました。
Before

After

リフォームのポイント① 手間軽減を最優先に
広い芝生のお庭は見栄えがよく、リラックススペースとしても魅力的ですが、「芝のお手入れ」という観点では、芝刈りが必要だったり、苔の侵入を防ぐ追加作業が発生していました。苔が芝に入り込んでしまうと、根を張ってしまい除去が難しく、手間や時間、コストの負担が増大します。こうした背景から、「庭リフォーム」や「外構リフォーム」を通じて、お手入れを軽くすることが今回のテーマでした。
芝を全て撤去してハードな舗装空間に置き換える選択もありますが、今回は「自然の風合い」を残したいというお客様のご希望を優先。そこで、芝の部分を「ユニソン ティーナ」に置き換え、その周囲には既存の庭木・苔を活かす設計としました。これにより、芝刈り・雑草・苔除去の手間が激減。毎年のメンテナンスコスト・時間・作業頻度を大幅に削減することに成功しました。
リフォームのポイント② 素材とデザインで「庭づくり」をアップグレード
ユニソン「ティーナ」は、舗装材としての耐久性・デザイン性を兼ね備えており、和モダンな「庭」「エクステリア」施工には非常に適しています。既存の苔や庭木のグリーン、自然石や木の質感と調和し、「芝生→舗装」への切り替えによって感じられる変化も、単に“手間を減らした”だけではなく、“暮らしの質を高める庭づくり”につながりました。年々の気候・土壌の影響で、芝生の管理に悩むケースも少なくありません。特に湿度の高い時期には苔が発生しやすく、芝との共存が難しい場合があります。今回のように、芝生の維持が大変と感じられたお客様に対して、素材選び・設計・施工という「外構」「リフォーム」の側面からご提案しました。
リフォームのポイント③ 既存の植栽・苔を活かした「庭」設計
お庭には、もともと植えられていた庭木と苔が存在していました。これらは、四季の移ろいや和の趣を感じさせる貴重な要素です。芝を全面的に撤去してしまうと、こうした自然の“趣”が失われてしまう恐れがあります。そこで、植栽は出来る限りそのまま残し、苔の緑の奥行き・木々の陰影・自然の風合いを活かす設計を実施しました。
舗装範囲と植栽範囲を明確に分けつつも、視線がスムーズにテラス・苔・庭木へと流れるように配慮。「テラス」「庭」「エクステリア」の一体感を出しました。

芝生ならではの“踏み心地”とは異なるものの、舗装で安定した設置面が得られ、テラスとしての使いやすさが向上しました。
視覚的には整った印象となり、和モダンな「庭」「エクステリア」空間が完成。これにより、休日に庭でくつろぐ時間やゲストを招いたときの印象も変わりました。
気候変動(雨・湿度・日照量)にも強い設計と素材選びにより、長期的な安心感が向上しました。
例えば、午後の陽が傾く時間になっても、舗装と植栽が織りなす陰影が美しく、デッキから眺める苔の緑が落ち着きを醸してくれます。これまで芝のお手入れに追われていた時間が、今では庭で「過ごす」「眺める」時間を楽しめるようになったことは、まさに「庭リフォーム」の醍醐味といえます。
もし「芝のお手入れが大変」「苔が芝に侵入して困っている」「芝よりも手間の少ない庭にしたい」というご要望がございましたら、ぜひ一度ご相談ください。お客様の暮らしに合った最適な「庭」「テラス」「外構」デザインをご提案いたします。
